山田歯科医院|渋谷区幡ヶ谷|一般・小児・審美・矯正歯科など

歯科難民を救え!Dr.Yamada'sブログ

はじめに…

『ガン難民』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「ガンであることを知りながら自分にとって最良の治療法を知ることができず、多くの情報に振り回され満足な治療を進めることができない患者」を指す言葉です。
全国で130万人(2002年)といわれるガン患者総数の約半数67万人いるといわれる「ガン難民」は、医師からわかりやすい十分な説明を受けることができず、不満から医院を転々と移り変わる。そのたびにインターネットや書籍、テレビ、新聞などの情報に翻弄され、断片的な知識ばかりが増え、治療を選ぶことさえできなくなるのです。

(順天堂大学医学部 樋野興夫教授談)

歯科医療には、これに似た『歯科難民』がいます。

私の医院では初診時に90分のデンタルインタビューをしています。
そこで聴く、患者さんの声は患者さんの人生をも左右する大切なものです。


その声を頼りに、その患者さんにとって本当に必要な歯科医療を提供することで、患者さんの将来が明るく変わっていくのです。


このブログは、漂流する歯科難民救済をライフワークとする山田歯科医院院長の活動や思いを綴ったものです。


この世界から歯科難民がいなくなることを願って…。

スウェーデン イエテボリ大学歯周病科研修 ③

2013年9月19日 (木) 18:28

DSC_1206今回のイエテボリ大学歯周病科での多くの話題は、やはり日本でも問題になっているインプラント周囲炎の話だった。

インプラント周囲炎とは、言うならばインプラントの歯周病。

インプラントは虫歯にはならないが、歯周病のように歯茎が腫れ、血が出て、膿が出る。ひどくなると骨が溶けてインプラントが揺れて咬めなくなる。

それでも痛みはほとんどないので厄介です。

検査以外に自覚症状が非常に乏しいため病状に気づくことができないのです。

日本でも大きな問題になっています。

高額な費用を支払い数年でダメになる。

それは訴えたくなる気持ちもわかります。

あなたは「インプラントは歯じゃないから痛くもないし大丈夫」だなんて思っていないでしょうか?

インプラント周囲炎の診断は、レントゲンでの骨の状態と普通の歯と同様に歯茎の検査で初めてわかるのです。

必要な検査をしっかりと定期的に受けることで変化に気づくことができ、大ごとになる前に対策をたてることができるのです。

当院のインプラント治療は、私がインプラント導入にとても慎重だったこともあり、口腔インプラント学会認定100時間コースの受講やその他、各インプラントメーカーのハンズオンセミナー、CTセミナーなどの受講および、インプラントにかかわる歯周組織についての勉強などに時間がかかり3年以上導入に時間がかかりました。導入が遅くなったこともあり、まだ実績としては10年に満たないのですが、幸いインプラント周囲炎の発現は1本もありません。

もちろん、ダメになったものもありませんが、インプラントを長持ちさせるためには何よりも患者さんのセルフケアが重要なのです。

そもそも、インプラントを入れなければいけない患者さんは、歯をなくすような生活を送っていたわけです。歯の病気は虫歯にせよ歯周病にせよ生活習慣病なのです。

歯を失うような生活をしている患者さんに対し、その原因を明確にして生活改善を行うことができなければ歯周病と同じ原因をもつインプラントも病気になるのは当然のことです。

インプラントが病気になるだけではありません。

全身的に健康を損ねていくことは間違いないのです。

当院では、当たり前のようにしていることですが、口腔の健康は全身の健康の第一歩と考え、なおすこと以前に病気の状況を正確につかむための検査を十分に行います。

その結果から患者さんと十分に相談したうえで必要な処置を行います。

そこには予防も含まれます。

イエテボリでの教えでは一貫して「完全な検査が必要である」「患者さんのセルフケアとメインテナンスは必須」ここには歯科医療の長い歴史とエビデンスによって実証された真実があります。

現在の歯科医療を受ける患者さんのの風潮として「インプラント」「セラミック(ジルコニア)」「歯内療法」「審美修復」「咬合」と言った歯科医療の一部分を見て、その技術の上手な歯科医院を探しているように思われます。

インプラントが上手に入れば、きれいなセラミックが入れば、上手に根の治療がしてもらえれば・・・健康は手に入るのでしょうか?

確かに、治療技術があまりにも低レベルの歯科医師が非常に多いのも現実なのですが・・・。

来院される被害者を目の当りにして愕然とするのです。

 

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スウェーデン イエテボリ大学歯周病科研修 ②

2013年9月18日 (水) 12:05

イエテボリ大学歯周病科の研究の大きな特色は、実験レベルの論文のリサーチ能力とその評価、査読の力にあると思います。

他の大学の論文とは格段に違うその正確な根拠に基づいた結論は臨床家である私たちにとっても治療の大切な基準となるものです。

歯科医療にも治療方法には技術や材料の進歩に伴い「流行」があります。しかし、その流行りは長続きしないものも多く、材料などは世の中から消えてなくなるものも多数あるのです。

インプラントでさえ、一時その種のものが流行ったかと思うと市場から消えたり、メーカーすらなくなってしまい修理することすらできなくなるものもあるのです。

私たち臨床医は常に最新の治療を学び、患者さんに良質な医療を提供できるように努力していますが、こうした流行に流されることで、後々大変なことになるのは患者さんなのです。

治療のエビデンス(根拠)はこのような意味からも非常に大切なもので、多くの実験論文からその治療方法や材料の経過や特性を吟味し、選択するのに重要なものです。

多くの場合、メーカー主導で宣伝、広告があり、それにつられて治療方法や材料を導入してしまうのが一般的な歯科医院の現状でしょうか・・・。

長く、良好な治療経過を持続するためには「流行」に乗ってしまうことはあまりにも危険で決して患者さんの利益にはならないと思います。

私がリンデ先生の講演を聴くのも、イエテボリに行くのも自分の臨床の「確認」のためです。

それほどの高い価値があると私は考えています。Image10

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日本口腔インプラント学会参加

2013年9月17日 (火) 17:21

DSC007859月13日(金)~15日(日)福岡で日本口腔インプラント学会が開催されました。

大阪歯科大学の同期で大学のインプラントを専門で行っているものや、関西インプラント研究会の理事をしているものをはじめインプラントでは名を派す友人たちに多数会いました。

日本全国から集うこの学会は、インプラントが今歯科会で重要なポジションにある治療であることを参加人数が物語ります。

若い先生から年配のベテランまでその参加層は幅広く、驚かされます。

話題はインプラント周囲炎といういうならばインプラントが失われる歯周病のような病気について。

そして新しい治療方法や長期経過報告は今後のインプラント治療の方向を示すとても参考になる発表がされました。

私は特に海外の演者の発表を中心にそのエビデンスを確認しながら朝貢しました。

中でも、イタリアペルージャで開業されているMauro Donati先生は、スウェーデンイエテボリ大学歯周病科留学の経験があり、そのエビデンスベースの臨床は素晴らしいと思いました。

忠実に基本を守り、根拠のある治療を自薦する真摯な臨床に感銘を受けました。

さすがリンデファミリーです。

首都圏台風上陸前に福岡に飛び、羽田に着いた時には台風一過の涼しい東京でした。

今週末は日本歯周病学会、前橋に飛びます。

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コミュニケーション教育の先駆け:話し方研究所30周年

2013年9月5日 (木) 17:38

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私の母方の祖母の姉弟にあたる親戚に、話し方研究所会長の福田健先生がいます。(写真真ん中左上)

人と人とのかかわりにはコミュニケーションが重要なのは現在ではどこの企業でも言われ、社員教育などに取り入れられていますが、今から30年前ではそのようなことを言う人はまだまだ少なかった。

しかも、コミュニケーションの重要性を訴え、それを事業として社会に貢献することを考える人などいませんでした。

今でこそコミュニケーションの重要性は認知されていますが、福田健先生は日本のコミュニケーション教育の草分け「話し方研究所」を設立し30周年を迎えました。

9月4日帝国ホテルで記念パーティーが開催されご招待を受けましたので出席させて頂きました。

参加者は多岐にわたり、企業の人事、人材育成、求人関係はもとより、管理職、教育、メディアなど200名ほどのパーティーは各テーブル30秒間の自己紹介からはじまり、絶え間ない会話に終始しました。

コミュニケーションは新たな人間関係を作ると、話し方研究所の考えに則したパーティーは盛会のうちに幕を閉じました。

福田会長・・・というか健おじさんは、子供のころから知ってる親戚のおじさん。

最近、私のライフワークでもある歯科医療の技術以外の部分、コミュニケーションは、患者さんとの良好な信頼関係の構築、維持には不可欠との考えに関心を持って頂き、あまりにも乏しい、医療におけるコミュニケーションの量と質を何とか改善できないものかと一緒に考えて頂いています。

何か歯科医療に貢献できないか?患者さんが安心して受診できる歯科医院を増やしたいと考えています。

歯科医療におけるコミュニケーションは、明確な歯科医療の目的に準じて、エビデンス(科学的根拠)を持って行われる必要があります。

私はエビデンスを、おじさんにはノウハウを提供して頂き、歯科医療が患者さんとの信頼関係のもとに行われ、巷でマスコミなどのネタとされる悪しき歯科医療が、信頼を取り戻せるようにと願いを込めて、話し方研究所とのコラボを模索していこうと思います。

 

 

 

 

 

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スウェーデン イエテボリ大学歯周病科研修 ①

2013年9月3日 (火) 17:51

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今回のイエテボリ大学研修コースへの参加は歯科医師、歯科衛生士総勢50名。

日本国内から海外大学への研修はいくつかありますが、40年間も毎年継続して行われる研修は岡本浩教授が仲介するこちらの研修だけ。

これは、岡本教授がイエテボリ大学歯周病科に留学してから、リンデ教授はもとより、歯周病科との深い信頼関係があってこそ実現できたものと思います。

写真は岡本教授から研修のオリエンテーションでのご挨拶の場面。DSC00064

いつも優しく受講生には常に真摯に向き合って下さる岡本教授には本当に頭が下がる思いです。

今回の研修は、岡本教授とリンデ教授の親交40周年を記念したお祝いが行われることもあり、参加者は従来の倍ほどに。

北海道から九州まで全国からの参加となりました。

リンデ教授は偉大な先生でありますが、そのためそれを利用しようと集まる者も多くいるようです。そのためリンデ教授は一緒に写真を撮ることや、講義中の写真撮影や学内の撮影なども厳格にお断りされます。

その写真を売名行為に使うものがたくさんいるからです。

権威に群がるものを非常に嫌うのです。

そのため、残念ながらリンデ先生の講義の写真はありません。

この写真は講義室の休憩時間の画像です。

DSC_0941

30代にして天才と言われイエテボリ大学歯周病科の教授に就任したリンデ教授はスウェーデン国内でも有名人名鑑に名前を連ねるほどの方で、もちろん歯科界では偉大な存在です。

リンデ先生は今回の研修を最後に公の場での講義を終了すると宣言しています。

また、講演におきましても、11月の日本での講演を最後に今後一切の講演を行わないとしています。

まさに貴重な最終講義を受けたわけです。

 

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世界最高峰歯科医療海外研修研修:スウェーデンイエテボリ大学歯周病科研修

2013年9月2日 (月) 14:57

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8月18日から夏休みを返上して世界最高峰と言われるスウェーデンイエテボリ大学歯周病科での研修とスイスの医療機器メーカーEMS社での最新の治療機器研修及びスイスの歯科衛生士学校2校の見学研修に当院歯科衛生士大金容子と共に行ってきました。

昨日帰国したばかりで研修の興奮と時差ボケでテンションは上がったまま。

その貴重な研修の概要をお伝えしたいと思います。

今回の海外研修中、歯周治療の世界的権威ヤン・リンデ教授とリンデ教授の意思を日本に伝える愛弟子岡本浩教授の40周年記念パーティーが開催され、リンデ教授と親しい世界的に著名な先生方と直接お会いし共にお祝いを致しました。

当院で実践される患者さんに優しい、真の患者本意の歯科医療を世界的権威ヤン・リンデ教授率いるイエテボリ大学歯周病科で直接学ぶことで、その意義を確認することができました。

リンデ教授は「神」とも「天才」とも呼ばれる方で、直接お会いすることもはばかられる偉大な先生ですが、私が長年お世話になっている岡本教授とのお付き合いからこの貴重な直接の講義と記念パーティーに参加することができたのはコーディネートして頂いた岡本教授と竹内泰子先生のおかげと大変感謝しております。

このブログで貴重な研修の報告を数回に分けて行います。

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歯科難民を救え!Dr.Yamada’sブログ スタート!

2013年8月28日 (水) 15:15

この度、Dr.ブログをスタートするはこびとなりました。

ここでは、当院のことをより多くの人により深く知っていただくために、さまざまな内容をアップして参ります。ご期待くださいませ!

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