山田歯科医院|渋谷区幡ヶ谷|一般・小児・審美・矯正歯科など

審美修復 セラミック

これだけは知っておきたい!審美修復について

① セラミックインレー ~当院のセラミッインレーへの拘り~

どこがセラミックかわかりますか? レジン充填では修復面積が大きく、圧縮・曲げ強度、耐摩耗性、耐変色性など問題が大きく、かといって歯を多く削らなければならない全部被覆冠にはしたくない場合、当院ではセラミックインレーでの治療を致します。

セラミックインレーは、
①築盛型セラミック ②キャスタブルセラミック ③CADCAMセラミック
があります。

 当院では1980年からセラミックインレーでの治療をしていますが、当時は①だけしかありませんでした。築盛型セラミックは、強度が最近の②③の1/6以下でよほど咬合治療に精通した歯科医でないと破折が起きてしまう難しいものでした。そのため、当時インレー修復において審美治療ができる歯科医は非常に少なかったのです。 ここ数年の間にセラミック技術の進歩に伴い、②、③のような従来の6倍以上の破断強度を持った審美インレーの製作が可能となりました。 しかし、③のCADCAMインレーはCAD技術が現在発展途上のためスキャニング能力が残念ながら十分でなく、レジンセメントの中にセラミックが浮いている程度の適合のため、当院では現状、適応外としています。自院で安価で提供している医院に注意!

 当院では現在、キャスタブルセラミックでの審美修復をしております。
 キャスタブルセラミックとは、歯型からおこした模型上でワックスで製作したパターンからいがたをおこし、そこに溶かしたセラミックを流し込み製作するものです。 技術的な難しさはいがたに流し込む際、細部にまで精密に流し込む「プレス」の技術が非常に難しいと言われます。このプラスの甘さが、歯とインレーとの適合を左右し、適合が悪いと虫歯の再発や歯周病の原因になります。

当院では、多数の技工所にキャスタブルインレーをテスト発注し、その適合を確認し、臨床上問題がないと判断した技工所のみに製作を依頼しています。
 キャスタブルセラミックでは商品名として「e-max」などがHPなどではよく見られますが、商品名は同じでも出来上がるものはやはり技工士さんの技術に大きく左右されるのです。

当院で10社以上の技工所にテスト発注し合格したのは2社のみでした。
「あなたのセラミックインレーは大丈夫でしょうか?」

技工所・技工士を選ぶのは歯科医師の大きな役割です。
 当院では、セラミックインレーの必須条件である「適合」「咬合」をクリアしたキャスタブルインレーを提供致しますが、審美性につきましては2タイプご用意させて頂いております。

スタンダードタイプ
審美性については比色写真を参考に、臨床的には十分な審美性を提供します。
カスタマイズタイプ
審美性については比色写真を参考に、臨床的には十分な審美性を提供します。
セラミックインレーの適応

虫歯のところだけを選択的に削除してセラミックに置き換えました。


肉眼で見るともっときれいです。素人さんでなく歯科医師が見ても唸る審美性。カスタマイズタイプの芸術的な価値ある仕事です。

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② エステティックアートセラミックス ~当院での治療方法~

審美やインプラントに使われるジルコニアやセラミックは、どこで治療しても同じジルコニア、同じセラミックと思ったら大間違い!治療している歯科医師さえ知らない…ジルコニアの現実


材料の比較
低価格ジルコニア 当院のジルコニア

中国製、韓国製の粗悪ジルコニアブロック使用

ジルコニア含有率50%程度の粗悪ジルコニアブロックが純正品の10~20%の価格で出回っている。

短期的には問題が起きなくても、2・3年後以降に割れる可能性が高い。
近年日本で破折事故多発中!

当院が選んだ信頼できるメーカー製高強度ジルコニアブロック使用

メーカー指定純正、含有限度の96%ピュアジルコニアブロック使用。 強度1400Mpの最高強度

より審美性が求められる場合は、透明性、エナメル色を持つエステティックブロックを使用。強度1200Mp

ジルコニアの上に盛り足し低強度セラミック

欠けやすい。

新世代高強度盛り足し用セラミック

スペースシャトル外壁タイル製造メーカー製。
欠けにくく高強度

ジルコニアと盛り足すセラミックの接着剤(アドヒーシブ)なし

ジルコニアとセラミックが科学的結合せず一体化せず剥がれる。

歯との接着強度17Mp

接着剤を使用


ジルコニアとセラミックを科学的に結合一体化させ高強度

レジン系接着剤で30Mpの接着強度が得られる


技工作業の比較
低価格ジルコニア 当院のジルコニア

作業時間の短縮

削りやすい荒い道具で短時間で調整

マイクロクラック(微細ヒビ)が入り時間と共に割れやすくなる

時間をかけて製作

マイクロクラックを発生させない道具(シリコンダイヤ)で丁寧に調整するので割れにくい

いっきに冷やす(急冷)

内部応力が起きヒビが入りやすい

時間をかけて冷やす

内部応力が残らす割れにくい


 歯科技工は、従来、歯科技工士の熟練した技術に頼らざるを得なかった作業工程をCAD/CAMによる工業化によって時間を短縮、経費を削減、低価格化をはかる傾向にあります。その結果、現状のマシーンの精度の限界から、破損が起き、長持ちしない傾向があります。

これは、時代の流れであり、決してジルコニアが悪いわけではありません。製品の質という意味ではレベルの低い技工士の手作業よりもましかもしれません。

 質の高いジルコニアは決して技工士の腕だけでは出来ません。
口腔内で歯科医が行なう歯の形成、型採りの結果が大きく左右します。
そのため有能な技工士は、取引先の歯科医院を選ぶのです。
有能な技工士は全国に一握りしかいません。
もちろん、そんな技工士とお付き合い出来る歯科医院は限られるのです。

あなたはどちらを選びますか?

セラミッククラウン製作VTR解説

「Esthetic Art Ceramics」が出来るまでの過程をご紹介いたします。

治療前

中央上の2本の前歯のうち右1本がセラミックです。
このようにすぐ隣に比較対象がある場合の審美修復が最も難しいのです。
治療の難しさから隣り合う周囲の歯を数本削りセラミックにして合してしまうこともあるようですがいかがなものでしょう?
VTRでは周囲の歯と色が合わず、長さが短く、付け根の歯茎が赤く腫れ一目で差し歯であることがわかります。
自然の歯を削ることは将来歯をなくす可能性を高めるのです。

前準備(歯の状態によって処置方法は異なります)

根元の病気の治療がすんだ歯に、グラスファイバーの土台(ファイバーポスト)が入り、形を整え歯型をとります。
歯型から歯の状態のコピーとなる精密な模型が完成しEsthetic Art Ceramicsの製作が始まります。

ワックスアップ(蝋型製作)

調整された模型の支台(歯の土台)にマスキング(黄色塗料:フレームと支台とのゆとり)を施し、最終的な歯の形をワックス(ロウ)で形成します。
ワックスは室温、種類、熱のかけ方などによって解け方、固まり方が違うため築盛には卓越した技術と経験が要求されます。

カットバック(フレーム蝋型製作)

メタルボンドを作るためにはそのベースになるメタルフレームが必要です。せっかく作り上げたワックスの歯ですが、セラミックを焼き付けるスペースを同じ厚みにするために均等に削り出しフレームの原型となる蝋型を製作します。セラミックの厚みの不均等はクラック(ヒビ)の原因になり、後で割れやすくなってしまいます。そこで先程完成した蝋型から全周を均等な厚みにカットバック(削りだす)します。

鋳造

出来上がったフレームの蝋型から鋳型を起こし、その鋳型に溶かした金属を流し込みメタルフレームを作ります。
最近では金属材料の高騰や金属アレルギーなどに対する配慮からジルコニアをはじめとするオールセラミッククラウンが話題になっています。
ジルコニアオールセラミッククラウンの場合、フレーム製作をこの鋳造の過程のかわりにジルコニアブロックのCADCAMによる削り出しによって製作します。

フレーム調整

鋳型から出たばかりのフレームを削って最終的な形態に調整します。このときの歯型との適合(合い具合)が口腔内に入ったあとの歯周病や虫歯になりやすさに大きく影響します。
拡大鏡を用いて適合を数ミクロン単位で調整し仕上げます。
ジルコニアフレームも同様にフレーム調整がされます。
以下の築盛からのプロセスもジルコニアセラミッククラウンの場合も同様に行われます。
但し、安価なジルコニアクラウンの場合、セラミックの築盛を少なく、またはしないでステイン(着色)だけで製作する場合がありますが、色調は…。


きれいにステインイングされた調整後のジルコニアフレーム

ポーセレン築盛

① フレームの金属色が見えては白いきれいな歯の色は表現できません。オペークパウダーを築盛し、フレームの金属色をマスキング(隠す)します。


② ポーセレンパウダーを液と混ぜ合わせて適度な粘度をつくり筆で少しずつ盛り上げ形を作ります。数十種類のパウダーから事前に撮影した比色写真を参考に歯科技工士(セラミスト)の経験とセンスでパウダーを選択し、その築盛手順、量、層構造(レシピ)を用いて築盛します。築盛の際、パウダーの密度を高めるため振動を加えながら築盛します。形を保ちながら築盛する技術は熟練した技工士の技が必要です。築盛したポーセレンは焼成時に収縮(縮む)します。収縮する量はポーセレンの厚みやパウダーの種類によって異なるため熟練した技が要求されるのです。
ひとりひとり全く違った個性を持った歯をそれぞれに適したレシピで微細な歯の状態を再現します。

焼成

完成までごく普通のメタルボンドで11回約900~1000℃のポーセレ ンファーネス(電気炉)で焼成を繰り返します。
前歯など高いエステティックが要求される場合は、色調がマッチするまで焼きなおします。
エステティックアートセラミックスは、焼成過程だけで歯科技工士が付きっ切りで約6時間かかります。

調整

支台との適合、形態や色調、模型上でのかみ合わせなど微細な調整をします。

仕上げ

実際の歯と同等のツヤや輝きを出し、エステティックアートセラミックスの完成です。

こうしてセラミストの芸術作品が完全オーダーメイドで製作されるのです。

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医院のご紹介

審美治療の症例

初診1992年7月 32歳 女性

初診時は前歯が噛めない歯並び(開口)で、奥歯に黒ずんだ銀歯がたくさん。矯正治療と補綴治療が治療の中心でした。

初診1998年9月 26歳 女性
初診2000年2月 41歳 女性

当院にお出でになる前に他院にて治療したラミネートベニアによって歯茎がはれている。前歯は幅が広く短い。食べかすが詰まる左下ブリッジ。基本的に健康保険の治療です。

べニヤは修理のみ。補填物はすべてセラミック。左下ブリッジは食べかすが残らないオベートボンティック。前歯は歯茎の形態を治して、エステティックラインを整えた。歯茎は炎症もなくきれいです。

初診1991年4月 5歳 男性

ウォーキングブリーチ:変色歯
1999年12月1日
1ヶ月前友達の膝が右上前歯に当たってそれ以来しみたり、かむと痛かったりした。
赤茶色く変色した右上前歯。レントゲン上ですでに根尖部に透過像、歯根膜腔拡大、動揺がある。
根の周りの黒い線が太くなり、炎症が起きていることを示している。

2000年2月16日
根管治療終了

2000年4月24日
ウォーキングブリーチで白さを取り戻した。

2009年11月2日(約10年経過)
破折予防のためファイバーポスト、ハイブリッドセラミック充填
当院では変色歯を削ってセラミックにすることは基本的にしません。
天然歯が何より自然で美しい。

2013年8月28日(約13年経過)
虫歯は1本もない

初診2011年8月 39歳 男性

ニースで腫れた左上奥歯の歯周病で失われた骨。【赤線】
詰め物や冠の合い具合が悪く、プラークが溜まり、歯周病や虫歯(赤矢印)が進んでいる。

銀歯がどんどん増える。いつの間にか銀歯にされていたケース


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