2014年5月22日 (木) 18:39
今日、問い合わせのあった患者さん。
前歯を1本治療してから、次から次へと隣の歯が虫歯になり、ついには上の歯が全部治療になってしまったというのです。
このまま行けば次は治療できない状況になり、どんどん歯が失われていくと心配されています。
あなたは歯の治療で「歯が治る」と思ってはいませんか?
そもそもそれが大きな間違えです。
歯科医院でする削る、詰める、かぶせるは修復治療と言ってあなたの失われた臓器(歯)の一部を別の材料で補っているだけに過ぎません。
なので根本的に無理があるのです。
考えてみて下さい。
あなたの体の中で口の中以外に人工物が入っているところはありますか?
コンタクトレンズでもメガネでも外せますね。
外せるこれらでもトラブルがあります。
外せない歯科治療ではもっとトラブルは多くなります。
歯の治療をすれば一生大丈夫だなんて思っていないでしょうね。
「金属やセラミックは虫歯にならないでしょう?」って???
被せた下には自分の歯があるのです。
それが虫歯や歯周病になるのです。
治療したことでその歯の寿命を地締めてしまうかもしれないのです。
これが歯科医の「腕の差」なのです。
それは技術だけでなく知識や経験、考え方によって違うんです。
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